日別アーカイブ: 2016年2月10日

トイレフレーム

いつも、貴重なお時間に愛和ブログを拝見して頂きありがとうございます。

今回は、洋式トイレでの立ち座りを支援するトイレフレームについてお話させて頂きたいと思います。

一般的な洋式トイレです。出入り口は便器の正面にある扉や写真のように左右どちらかの横にある扉、斜めに付いている扉などがあります。

洋式トイレ

また、ウォシュレットの操作パネルが壁に取り付けてある場合や便器と一体型になっている場合があります。

ウォシュレット

まずご紹介させて頂くのはアロン化成の『トイレフレームはねあげR2』です。この商品は肘掛け部分が跳ね上げできるようになっていて便器の横にある扉から出入りされる場合に肘掛けを跳ね上げることにより動線を確保できます。但し、ウォシュレットの操作パネルが便器と一体型になっている場合肘掛けの左右のどちらかに当たってしまい取り付け不可能な事がございます。

はねあげRⅡ

そのような場合に導入させていただくのが、ウェルファンの『といれって肘掛スライド式』です。この商品は左右の肘掛けの間隔が広く、さらに、肘掛けが後方に16cmスライドします。片手で操作が可能なため片まひの方にも有効です。

28_049

28_049

 

 

また、矢崎化工の『トイレ用たちあっぷ』は左右の肘掛けの間隔を調整して取り付けることができます。(ベース部分も幅を調節できます。)さらに支柱部分もねじることができるので、トイレ出入り口の間口が狭い場合などには大変便利な商品となっております。

トイレ用たちあっぷ

ご紹介させていただいたトイレフレームは3点とも肘掛けの高さ調節・ベースの勾配合わせアジャスター付きです。

和式便器をご使用になられたり、トイレ床の幅が狭い場合や特殊な便器でトイレフレームの取り付けが不可能な場合は住宅改修にて手すりの取り付けをお勧めさせていただいております。

その中で時々、トイレの故障の相談を受けることがございますので、トイレの仕組みとよくあるトラブルについてご紹介させて頂きます。

 

水が流れる仕組み

タンク構造仕組み図解

よくあるトラブル

【レバーを回しても水が流れない】

鎖が外れている事が多いかと思います。また、タンク内の水がなくなっていることもあります。その時はバケツに水を入れ浮き球が浮くぐらいの水量を給水して水を流してみてください。

【トイレに何か詰まって水が溢れそうになる】

排水口に物が詰まった時は、50℃ほどのお湯を入れ、計量カップ1/2の重層と1カップのお酢を入れ30分~1時間放置し、その後水を流してみて下さい。

時間のない時や、それでも詰りが取れないときは、ラバーカップ(スッポン)です。実はこの昔ながらの方法でほとんどの詰りは解決することが出来ます。

ラバーカップつまり

 

 

 

 

 

 

愛和ライフサポートでは、ご利用者様の身体能力や住宅環境に応じた福祉用具の選定を常に心掛けています。